お困り事・問題点

設備機械で使用している消耗品のダイヤフラムパッキンを交換したいが、機械メーカーが廃業してしまい入手が出来ない。

問題点

ダイヤフラムパッキンは金型成形品だが金型の所在が不明。
また図面もない。
かろうじて使用中の現物は存在する。

マツタメからのご提案と解決ポイント

弊社所有の3Dスキャナーで形状測定、FTIRでゴム材質を推定します。
図面を作成して新品のダイヤフラムパッキンを成形します。

 

形状が立体的で図面がないので、現物より採寸します。
<使い古しの古いダイアグラム①>

<使い古しの古いダイアグラム②表>

<使い古しの古いダイアグラム③裏>

リバースエンジで金型から新規製作しました。
<製作品①表>

<製作品②裏>

<形状測定作業>
3Dスキャナーで形状を測定します。

<材質測定作業> 
FTIRでゴム材質を測定します。

スペクトル波形で過去データから近い波形のものを探してご提案します。

解決ポイント

n=1でサンプルを試作して現物と比較します。
修正点があれば金型を補正してより精度を上げていきます。
今回は補正することなく1発で合格品が完成しました。

お客様の声

図面もなく困っていました。
金型費は発生しましたが、消耗品のために機械を買い替えることを考えると経費を抑えることが出来ました。